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【考察】島村楽器、良い楽器屋さんなのに…なぜ批判されがちなのか

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皆さん、こんにちは!さやか@かんさいバーチャル軽音楽部(@kansai_k_on)です!

楽器業界の大手であるがゆえに、何かと話題になりがちな島村楽器。本日は、そんな島村楽器について考察してみようと思います!

タマ

理不尽な批判も多いように感じるけど、冷静に考えるととても大事な楽器屋さんなのにゃ。

目次

島村楽器とは

まず、そもそも島村楽器とは何なのか。

島村楽器は、1962年に創業者の島村元紹氏がヤマハ音楽教室を開設したことから始まった、日本最大手の楽器小売企業です。

世界的な規模の音楽小売業

現在、全国39都道府県に約180店舗を展開し、楽器販売だけでなく音楽教室、イベント開催、リペアサービスなど、音楽に関わる多角的な事業を展開しています。

売上高は2024年2月期で450億円を超え、世界の楽器小売業の中でも店舗数で2位、売上規模で7位という圧倒的な存在感を誇ります。

にゃん子

こうして見ると、普通に結構な大企業なのにゃ。

単なる「楽器屋」にとどまらないビジネスモデル

バンドマンにとって島村楽器は、ギターやベース、ドラム、キーボードなど、バンド活動に必要なあらゆる楽器を揃える場所であり、非常に便利な店舗だと言えます。

島村楽器の特徴は、単なる「楽器屋」にとどまらず、音楽を愛する人々のコミュニティの場としての役割を果たしている点です。

店舗では、試奏スペースやイベントを通じて、バンドマン同士や店員との交流が生まれ、音楽活動のモチベーションを高める機会が提供されています。また楽器教室も提供しているなど、「楽器」ではなく「音楽」を扱っているお店だという印象を強く受けます。

こういった、「音楽という体験」までもを売ることが出来るというその総合力が、島村楽器をバンドマンにとって特別な場所にしています。

タマ

他の大手楽器店でも、そこまで手を広げているところは多くないのにゃ。

島村楽器のメリット

島村楽器がバンドマンにとって魅力的な理由は多岐にわたります。

特に、店舗のアクセスの良さ、初心者や中級者に優しい雰囲気、そして全国チェーンとしての信頼感は、他の楽器店と一線を画すポイントです。以下で、具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。

【メリット1】都心部以外にも店舗がある

島村楽器の最大の強みの一つは、

全国に広がる店舗網

です。

東京や大阪といった大都市だけでなく、地方のショッピングモールにも店舗を展開しており、バンドマンがどこに住んでいてもアクセスしやすい環境を提供しています。

さやか

イシバシ楽器もイケベ楽器も、基本的には都心部にしか店舗がないんですよね。

例えば、地方在住のバンドマンが新しいギターやエフェクターを購入しようとした場合、一般には都心部の楽器店まで足を運ばなければならないところ、島村楽器なら近くの店舗で試奏や相談が可能です。

オンラインストアも充実していますが、楽器は実際に手に取って音を確認したいもの。島村楽器の店舗網は、こうしたニーズに応える貴重な存在です。

地方の店舗では、都市部の大型店ほど品揃えが豊富でない場合もありますが、取り寄せサービスやオンラインとの連携により、欲しい商品を手に入れやすい仕組みが整っています。

また、地方の店舗では地域密着型のイベントや楽器体験会が開催されることが多く、地元のバンドマン同士の繋がりを生む場としても機能しています。これにより、地方在住のバンドマンも音楽コミュニティの一員として活動しやすい環境が整っているのです。

にゃん子

関西でも、いろんな島村楽器でライブイベントやセッションイベントが行われているにゃ!

【メリット2】初心者〜中級者に優しい店の雰囲気

島村楽器は、

初心者や中級者のバンドマンにとって特に居心地の良い場所

です。

店舗の雰囲気は明るく開放的で、気軽に入店できる設計になっています。

にゃん子

この「気軽に入れる雰囲気」って、すごく大事なのにゃ。

さやか

上級者向けの店、私は未だに入りにくくて躊躇します…

初めてギターやベースを手にする人でも、店員が丁寧に相談に乗ってくれるため、楽器選びのハードルが下がります。たとえば、初心者向けのエレキギターセットやアコースティックギターセットは、必要なアクセサリーが一式揃っており、すぐに演奏を始められる点が好評です。

また、島村楽器では「ギターセンパイ」や「かずきのギターチャンネル」といった動画コンテンツを通じて、初心者向けのアドバイスを提供しています。

さらに、音楽教室では、さまざまな楽器において、基礎から学べるコースが用意されており、初心者がバンド活動を始めるためのサポートが手厚いです。

こうした取り組みは、バンドを始めたばかりの若者や、趣味で音楽を楽しみたい中級者に大きな安心感を与えます。

さやか

実際、私は島村楽器に感謝したことこそあれども、イヤな思いをしたことって、全然ないんですよね…

【メリット3】全国チェーンならではの安心感

島村楽器は

全国チェーンとしての信頼感

も大きなメリットです。

全国180店舗以上を展開する規模感は、商品の品質管理やアフターサービスの充実につながっています。たとえば、購入後の楽器のメンテナンスやリペアサービスは、専門資格を持つスタッフが対応し、どの店舗でも一定の品質が保証されています。

また、返品や交換、買取サービスもスムーズで、購入後のサポート体制が整っている点は、バンドマンにとって心強いポイントです。

にゃん子

全国チェーンでサポート体制がある点は、引っ越しが多い環境の人にとって、すごく大きな意味があるのにゃ。

さらに、島村楽器は自社ブランドの楽器やアクセサリーも展開しており、コストパフォーマンスに優れた商品を提供しています。

たとえば、「HISTORY」「BUSKER’S」といったオリジナルブランドは、初心者でも手が出しやすい価格帯ながら高品質で、バンド活動の第一歩を踏み出すのに最適です。これらの商品は、全国の店舗で統一された基準で販売されており、どの店舗で購入しても安心感があります。

また、島村楽器はイベントにも力を入れており、全国規模の「HOTLINE」や店舗ごとのジャムセッションなど、バンドマンが活躍できる機会を提供しています。

これらのイベントは、プロを目指すバンドマンだけでなく、趣味で音楽を楽しむ人にとってもモチベーションを高める場となっています。全国チェーンならではの規模感を活かしたこうした取り組みは、島村楽器の大きな魅力です。

なぜ島村楽器が批判されるのか

一方、XなどのSNSでは、島村楽器に対する批判が見られるのも事実です。これらは、主に上級者からの不満や、接客スタイルに関する声から成り立っている印象です。

しかし、これらの批判は島村楽器の特性やターゲット層を理解することで、必ずしも欠点とは言えない側面が見えてきます。以下で、批判の背景を分析します。

上級者には物足りない

一部の上級者バンドマンからは、

「島村楽器の品揃えは上級者向けとしては物足りない」

という声が聞かれます。

確かに、島村楽器は初心者や中級者を主なターゲットとしており、高級なビンテージギターやマニアックな機材の取り扱いは専門店に比べると限定的です。

たとえば、自社ブランド・ヒストリーのほか、フェンダーやギブソン・エピフォンのスタンダードモデルは豊富ですが、特定のヴィンテージモデルやカスタムショップ製の楽器は少ない傾向があります。

しかし、これは島村楽器のビジネスモデルが「幅広い層へのアプローチ」を重視しているためです。

店舗面積の制約や、地方店舗での需要を考慮すると、すべてのニーズに応えるのは現実的に難しいでしょう。

それでも、取り寄せサービスやオンラインストアを通じて、特定の機材を入手できる場合も多く、完全にニーズを無視しているわけではありません。

上級者にとっては物足りないと感じる場合もあるかもしれませんが、初心者や中級者にとっては十分な品揃えであり、島村楽器のターゲット層に合った戦略と言えます。

さやか

上級者の人は、上級者にふさわしい店を自分で探して行けば良いだけの話なんですよね。

にゃん子

そういう上級者って、ファミレスに行って「本格フランス料理も出せないのかこの店は!」とゴネてるようなものなのにゃ。

店員が客に話しかけてくる

「店員が積極的に話しかけてくるのが苦手」

という批判も、しばしば見られる意見の一つです。

島村楽器の接客は、初心者や中級者に寄り添うことを重視しており、店員が積極的に声をかけるスタイルが特徴です。これは、楽器選びや演奏方法に不慣れな顧客をサポートするための姿勢ですが、一部のバンドマン、特に自分でじっくり選びたい人には煩わしく感じられることがあります。

しかし、この積極的な接客は、初心者にとっては大きなメリットです。

たとえば、初めてエレキギターを購入する際に、どのモデルが自分に合うのか、どのようなアンプが必要なのかを店員が丁寧に説明してくれるため、不安が軽減されます。

実際、「島村楽器の店員は親しみやすく、初心者に優しい」との声はSNSでもよく聞かれ、接客スタイルが多くの顧客に支持されていることがわかります。

バンドマンとしては、店員との会話を楽しむ姿勢で接すれば、意外な知識やアドバイスを得られる機会にもなります。

タマ

意外と上級者な店員さんもいたりするから、そういう人と仲良くなったりすると、とても楽しいのにゃ。

さやか

これだけの大企業ともなると、スタッフも優秀な人が集まってくるようになるでしょうしね。

にゃん子

実際、島村楽器の店員さんのスキルは、一昔前と比べると全体的に底上げられたように感じるにゃ。

異動で店員がいなくなる

「気に入った店員が異動でいなくなってしまった」

という声も、批判の一つとして挙がっています。

島村楽器は全国展開の大企業であり、スタッフの異動は定期的に行われます。特に、アルバイトから正社員への登用や、店舗間の異動が活発なようです。

このため、特定の店員との信頼関係を築いたバンドマンにとっては、異動による不在が残念に感じられることがあります。

しかし、異動は企業としての成長やスタッフのキャリアアップを支える仕組みでもあります。

新しい店舗で経験を積んだスタッフが、さらに高い専門性を持って戻ってくるケースも多く、長期的に見れば店舗全体のサービス向上につながります。

さやか

私の知ってる店員さんも、一時的に他店に異動したものの、役職を上げて出戻ってきたりしましたよ。

タマ

一方、店長・副店長さんは一度異動したら、その店には戻ってこないイメージがあるにゃ。

また、島村楽器では社員教育が徹底されており、どの店舗でも一定の接客品質が保たれているため、特定の店員に依存しなくても安心して利用できる環境が整っています。

とはいえ島村楽器の存在意義は大きい

このような批判があるとはいえ、そういった批判は実際のところはごく一部であり、一般には、音楽・バンド業界の発展に向けて、島村楽器の存在意義は非常に大きいと言えるでしょう。

それはなぜかというと、まず、音楽人口の拡大に貢献している点です。

島村楽器は、初心者向けの楽器セットや音楽教室を通じて、音楽を始めるハードルを下げ、多くの人がバンド活動や楽器演奏に挑戦するきっかけを提供しています。

たとえば、コロナ禍では巣ごもり需要でギターの売上が通常の3倍に達したというデータもあり、島村楽器が音楽を身近にする役割を果たしていることがわかります。

また、島村楽器はバンドマンにとって「出会いの場」でもあります。

店舗での試奏やイベントを通じて、バンドメンバーや音楽仲間と出会う機会が生まれます。全国規模の「HOTLINE」や店舗ごとのジャムセッションは、初心者から上級者までが参加できる場として、音楽コミュニティの活性化に貢献しています。

さらに、島村楽器はリアル店舗とオンラインの両方を強化するオムニチャネル戦略を採用しており、現代のバンドマンのニーズに柔軟に対応しています。店舗で試奏し、オンラインで購入する、あるいはオンラインで情報を集めて店舗で相談するなど、バンドマンが自分に合った方法で楽器を選べる環境を提供しています。この柔軟性は、音楽を続けるモチベーションを支える重要な要素です。

島村楽器は、単に楽器を売るだけでなく、音楽を楽しむ文化を育む存在です。初心者が初めてギターを手にする瞬間から、バンドがライブで輝く瞬間まで、島村楽器はあらゆる段階でバンドマンをサポートします。

こういった「バンド・楽器の裾野を広げる」という大きな存在意義・存在価値の前では、一部上級者による批判は大した意味を持たないのです。

にゃん子

さっきも出てきたように「上級者は上級者向けのお店に行けば良い」だけの話なのにゃ。

まとめ

以上、本日は、島村楽器について、いろいろな視点から考察してみました。

島村楽器は、バンドマンにとって身近で頼りになる存在です。全国に広がる店舗網、初心者や中級者に優しい雰囲気、全国チェーンならではの安心感は、音楽を始める人や続ける人にとって大きな支えとなっています。

一部上級者の中には島村楽器に対して批判的なことを言うような人たちも存在しますが、上級者向けの品揃えの限界や接客スタイル、スタッフの異動といった点は、島村楽器のターゲット層や企業規模を考慮すれば理解できるものです。

バンドマンとして、島村楽器を活用することで、楽器選びから音楽仲間との出会い、ライブイベントへの参加まで、音楽活動のあらゆる面でサポートを受けられます。

島村楽器は、音楽・バンドの裾野を広げ、音楽業界の発展に大きく貢献する、非常に重要な企業です。私たちも、そういった大手企業ならではの役割を、しっかりと理解して、評価していきたいところですね。

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