
皆さん、こんにちは!さやか@かんさいバーチャル軽音楽部(@kansai_k_on)です!
本日は、フェンダーのラインナップ、American Performerシリーズのストラトキャスター、「American Performer Stratocaster」について、レビューしてみようと思います!
American Performerシリーズとは
まず最初に、フェンダーのラインナップ「American Performerシリーズ」について、ご説明します。
ラインナップの概要
フェンダーのAmerican Performerシリーズは、USA製の品質を比較的手頃な価格で提供する、比較的モダンな設計思想のもとで開発されたエレキギターとベースのラインナップです。2019年に登場し、カリフォルニア州コロナ工場で製造されています。
昔ながらの言い方をすれば「フェンダーUSA」のラインナップに属する楽器で、その
という位置づけになります。
ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスター、ムスタング、プレシジョンベース、ジャズベースといった多彩なモデルが揃い、フェンダーの伝統的な魅力と現代の音楽シーンでの実用性を兼ね備えています。
Yosemiteピックアップなど現代的な設計
どのモデルであってもほぼ共通するこのシリーズのサウンドの要は、新開発のYosemiteピックアップです。
クリアでバランスの取れた音色と十分な出力を持ち、ロック、ポップス、ジャズ、ブルースなど多様なジャンルに対応します。
このピックアップにより、American Performerシリーズはどんな演奏環境でも安定したパフォーマンスを発揮し、プレイヤーの個性をしっかりと引き立ててくれるのです。
また、演奏性の面でも、細やかな配慮が施されています。モダンCシェイプのネックは手に心地よくフィットし、9.5インチの指板ラジアスとジャンボフレットにより、速いフレーズやコードワークも滑らかに演奏できます。
サテン仕上げのボディは滑らかな質感で、クラシックなヴィンテージカラーからモダンな色合いまで、豊富なカラーバリエーションが用意されています。
外観の美しさはもちろん、ボディやネックの仕上げ、細部の作り込みにもこだわりが感じられ、弾くたびにUSA製の丁寧なクラフトマンシップを実感できます。ステージでの存在感と、どんな場面でも信頼できる実用性が絶妙に調和しています。
価格はUSA製フェンダーとしてはお手頃
そして、このモデルで何よりも強調しておくべきは、その価格帯。2025年5月現在、おおむね20万円程度が新品の標準的な価格となっており、USA製フェンダーの中で、もっとも手に取りやすいお値段なんです。
さやかかつてはこの価格帯で、もう1ランク上のAmerican Professionalシリーズが買えたんですが、物価高や円安の影響は大きいですね…。
American Performer Stratocasterのスペック
では、このAmerican Performer Stratocasterについて、スペックを見ていきましょう。
- ボディ:アルダー
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッドorメイプル
- 塗装:サテン
- ピックアップ:Yosemite® Single-Coil Stratocaster®
- 価格:定価214,500円(2025年5月時点)
基本的には、きわめてオーソドックスなストラトキャスターを指向していることが、このスペックから伺えます。
塗装のサテンは、ヴィンテージ系とは異なりますが、そのことによってサラサラなネックの手触りを実現するなど、現代的な設計を感じさせる印象です。
指板のローズウッドかメイプルかは、ボディカラーで決まります。ホワイトとハニーバーストはローズウッドになり、ブルーを選ぶとメイプルになる、といった具合です。



色はブルーが好きだけど、サウンドキャラクターはローズウッドが欲しい人にとっては、ちょっと悩ましいところなのにゃ。
フレットは、ヴィンテージのストラトより1つ多い、22フレットまであり、特に高音域のギターソロにおける幅広いアレンジを促すことはもとより、プレイアビリティの向上にも寄与しています。
また、シリーズ全般の概要においても述べたように、このアメリカン・パフォーマーシリーズは、Yosemiteというピックアップが採用されており、このストラトにあっては、そのシングルコイルモデルが採用されています。
センターはいわゆる「RW/RP仕様」が採用されており、ハーフトーン時にはむキャンセルがかかります。
また、ネックピックアップを常時有効にするスイッチが搭載されており、このことでサウンドバリエーションを広げることが可能なのも、大きな特徴だと言えるでしょう。



ストラトは耳に痛いサウンドになることがあるけど、フロント(ネック)を常時鳴らしていれば、そこをかなり軽減することができるのにゃ。



このあたりの細かいスペックの特徴が、このストラトを現代的にしているところがあるにゃ。
American Performer Stratocasterのサウンドなど
そして、このフェンダー・American Performer Stratocasteradeのサウンドですが、一言で言うと、
フェンダーらしさを保った、現代的ストラトキャスターの音
です。
フェンダーのストラトらしい、鈴鳴り感というものはしっかり保ちつつ、ノイズが少なく、またバンドサウンドに混ぜたときも前に出てきやすい、とても扱いやすい音になっています。
このサウンドと、プレイアビリティの高さとが組み合わさって、弾くフレーズも比較的現代的なものが出てきやすくなりますし、
といえる楽器だと言えるでしょう。
ただし、ヴィンテージ系のストラトと比べると、やはりサウンドの出方がモダンなので、そこを期待する人とちょっと厳しいところがあります。
また、このギター、細かいところではありますが、USA製フェンダーの中では一番下位のラインナップになりますので、木材の細かな質は上位ラインナップと比べるとやや物足りなく感じるかもしれません。
たとえばローズウッド指板は、色がやや薄く、パーフェローっぽく見えてしまったりする個体があるのも事実です。



そのあたりが気になる人は、日本製ではありますが、同価格帯でMade in Japan Heritageシリーズのストラトが買えますから、そっちを選んでも良いかもしれませんね。



あっちは日本製ではあるけれど、徹底したヴィンテージ指向に寄せてるからにゃ。
まとめ
以上、本日は、フェンダーのAmerican Performer Stratocasterについて、ご紹介させていただきました。
USA製フェンダーの中でもっともお手頃な価格帯である、このAmerican Performerシリーズからリリースされたストラトは、スペックもサウンドも比較的モダン指向になっていて「現代的なストラトを、お手頃価格で探したい」という人にとっては、まさにパーフェクトな楽器です。
プレイアビリティが高く、ストラトらしさをしっかり有しながらもモダンなサウンドを鳴らしてくれるこの楽器は、USA製フェンダーであることも相まって、所有した際の満足度が非常に高いギターです。
初心者の方がステップアップに手にするギターとしてもピッタリですし、ストラト愛好家の方のサウンドバリエーションの1つとしてもオススメ。
昨今は円安の影響で、一時に比べるとやや割高感を覚えるのは事実ですが、楽器としては間違いない一本です!







