
皆さん、こんにちは!さやか@かんさいバーチャル軽音楽部(@kansai_k_on)です!
本日は、BOSSのディストーション、DS-1Xについて、お話ししようと思います!
さやかBOSSのこのシリーズ、ハイクオリティで、私、めっちゃ大好きなんです!
BOSS DS-1Xとは
まず、DS-1Xとはどんなペダルなのか、簡単にご紹介しましょう。
MDP搭載のハイクオリティペダル
BOSS DS-1Xは、2014年に発売されたデジタル・ディストーション・ペダルです。1978年デビューのDS-1をベースに、Multi-Dimensional Processing(MDP)を搭載し、デジタル技術を全面に押し出して、クオリティの高いエフェクターとして仕上げてきました。
一般に、歪み系エフェクターにおいて、デジタル技術を使うことは忌避される傾向にあるのですが、このMDPを採用したエフェクターは、逆に
に徹底的にこだわり、そのことでサウンドクオリティと使い勝手を大きく向上させてきているのが、大きな特徴です。



BOSSのOD-1Xや、ベースだとBB-1Xとかも、同じような雰囲気のペダルですよね。




DS-1との違い
このエフェクター、「DS-1X」と名乗っている以上、当然、従来のBOSSのディストーション・DS-1との関係性が意識されたモデルになっています。
どちらもディストーションペダルであるという点は共通しているのですが、DS-1Xは、DS-1の硬いクリッピングサウンドを継承しつつ、デジタル処理で音の透明感を強化。
また、コントロールはレベル、ロー、ハイ、ディストーション(ゲイン)の4つで、3コントロールのDS-1より細かい調整が可能です。
一方、筐体はDS-1含め、従来のBOSSコンパクトを踏襲した、頑丈な設計。電源は9V電池またはアダプターで駆動するなど、BOSSコンらしいステージでの信頼性はバッチリです。
BOSS DS-1Xの特徴
続いて、BOSS DS-1Xの特徴を見ていきます。
MDPによるダイナミックな反応
DS-1Xの最大の特徴は、MDP技術による動的なサウンド処理です。
ピッキングの強弱やギターのボリューム操作にリアルタイムで対応。強く弾けばパンチのある歪み、軽く弾けばクリアなトーンに変化します。
この傾向は、オーバードライブのOD-1Xでも出ていて、こちらは「まあ、オーバードライブだからね」という感じもするのですが、これをディストーションでも同様に実現するあたりが、BOSSのMDP技術のすごいところ。
4つのコントロールで直感的な音づくり
DS-1Xは、レベル、ロー、ハイ、ディストーションの4ノブで音作りがシンプルかつ明解です。
ローは低域の厚みを、ハイは高域の明るさを調整。ディストーションは歪みの量を、レベルは全体の音量をコントロールします。
そして、BOSSコンの定石である「すべて12時で、一番良い音が鳴る」を、このDS-1Xもしっかり実現してくれていて、細かい音づくりが苦手な人にとっても、とても使いやすかったりします。



すべて12時をベースに、微調整するスタイルが、BOSSコンは合っているのにゃ。
頑丈でコンパクトな設計
BOSSのペダルは耐久性で有名で、その耐久性と信頼感を理由に愛用しているプロも多いほど。
DS-1Xも例外ではなく、おなじみのBOSSコン筐体は、スタジオやライブでの酷使にも耐えます。また、サイズはコンパクトで、ペダルボードに収まりやすいのも魅力です。



BOSSコンに慣れていると、他メーカーの筐体を不安に感じることがあるくらいなのにゃ。
BOSS DS-1Xのサウンド
続いて、DS-1Xのサウンドを見ていきましょう。
ロックとメタルに最適な歪み
DS-1Xのサウンドは、従来型のDS-1より、クリアで力強いのが特徴。
シングルコイルでは、シャープでブライトなトーンが得られます。そして、ハムバッカーでは、歪ませたときの低音がしっかりと強調され、ハードロックからメタルまでもカバーできる、パンチ力のあるサウンドを作り出すことができるのです。
ダイナミクスを活かした表現力
MDPのおかげで、DS-1Xはピッキングのニュアンスを忠実に反映するのですが、これも試奏すると、実感として、とてもよく分かります。
強く弾けばアグレッシブ、軽く弾けば繊細な音に変化するんです。
この手のディストーションと組み合わせるのは意外かもしれませんが、クリーンなアンプと組み合わせて、歪みを控えめに使うと、手元のピッキングニュアンスが活かせる、良い意味で「ディストーションらしくない」サウンドを作り出すことも可能なんです。
BOSS DS-1Xの弱点
と、このように、素晴らしいサウンドクオリティと対応力を誇るDS-1Xですが、弱点も少しだけあります。
高域のノイズ問題
DS-1Xの弱点の一つは、高域のノイズ。
歪みを極端に強くすると、さすがのDS-1Xといえども、高音のざらつきが出やすくなってしまいます。その状態でハイを強調すると、ちょっと耳が痛いサウンドになってしまう場合もあります。



このあたり、ストラトやテレキャス使い人は、特に要注意なのにゃ!
なので、音づくりのときは、ハイはあまり上げないようにした方が、多くの人にとって聞きやすいサウンドになることでしょう。
価格とDS-1との比較
DS-1Xの価格は、おおむね1.5~2万円くらいで、約7,000円程度で買えるDS-1の約2倍にもなります。
もちろん、中身は圧倒的にハイテクで、サウンドクオリティも高いのですが、この価格差を見てしまうと、初心者の方にはちょっとたじろいでしまうかもしれません。
とはいえ、DS-1とDS-1Xは単純な上位下位の関係ではなく、「アナログかデジタルか」という点において、根本の設計が違うものなので、価格差のほかに、設計の違いに着目してDS-1を選ぶのもありだと言えるでしょう。
ただし、試奏で両者を比べると、さすがにDS-1Xのクリアさが際立ち、そのことが「格の違い」を感じさせるのも、また事実。とはいえ、このあたり、最終的には好みの範疇ですね。



最近のサウンドはクリアなものが求められるので、DS-1Xの方が合ってる気がするのにゃ。



一方で、オールドロックなんかをするときは、DS-1の方が雰囲気が出そうですね。


まとめ
以上、本日は、BOSS DS-1Xについて、ご紹介させていただきました。
BOSS DS-1Xは、クラシックなDS-1を現代的に進化させたディストーション・ペダルだと言えるでしょう。MDP技術によるダイナミックな反応という新しい技術を、4ノブでの直感的な操作、頑丈な設計というBOSSコンの伝統に載せてリリースした、画期的なペダルです。
歪みはクリアかつパワフルで、ロックやメタルなどのジャンルにおいて、遺憾なくその実力を発揮します。一方で、ピッキングニュアンスを活かせる音づくりも可能で、さまざまなジャンルに持ち込むことができる懐の深さも兼ね備えています。
一般的なBOSSコンよりやや高価ではあるのですが、それに見合う価値が十分にあるのが、初めてのエフェクターやペダルボードの核を探しているなら、DS-1Xはぜひ試していただきたいペダルです!







